秋に抜け毛が増えるのはなぜ?研究データと美容師が伝えたい秋のヘアケア

秋の抜け毛対策 うるうシャンプー&トリートメント Umineko美容室

シャンプーのあと、排水口に残る髪。
いつもより多い気がして、
少しだけ、不安になる。

けれどそれは、
季節が移り変わるしるしかもしれません。
髪にも、生え変わりの季節があるのです。


この記事では、「秋は抜け毛が増える」という話を、海外の研究データをもとに美容師の視点でまとめました。秋に抜け毛が増える理由、気にしすぎなくていい抜け毛と相談したい抜け毛の見分け方、そして今日からできる秋の頭皮のいたわり方をご紹介します。

秋の抜け毛 髪をいたわるヘアケア Umineko美容室


秋に抜け毛が増えるのは本当?研究データから

「秋は抜け毛が多い」という話は、テレビや雑誌でもよく耳にします。実はこれ、いくつかの研究で確かめられています。

イギリスの研究(1991年)
健康な男性14名の髪を、28日ごとに18ヶ月間調べた研究です。髪が伸びている「成長期」の毛の割合は3月に90%を超えて最も高くなり、9月に向けて少しずつ下がっていきました。抜け毛の数は8〜9月ごろに最も多く、1日あたり平均約60本。その前の冬の2倍以上だったと報告されています。

スイスの研究(2009年)
抜け毛が気になって受診した健康な女性823名のデータを、6年間にわたって分析した研究です。髪の成長と抜け毛には1年周期のリズムがあり、抜ける準備に入った「休止期」の毛の割合は夏に最も高く、冬の終わりに最も低くなっていました。春にも小さな山があるようです。

どちらもヨーロッパでの研究ですが、男性でも女性でも、夏の終わりから秋にかけて抜け毛が増えやすいという傾向が見えてきます。


なぜ秋なのか──髪にも「生え変わりの季節」がある

髪の毛は1本1本が、「成長期 → 退行期 → 休止期」というサイクルをくり返しています。伸びる時期を終えた髪は休止期に入り、およそ3ヶ月ほどかけて自然に抜け落ち、同じ毛穴から次の髪が育ってきます。

研究では、この休止期の毛が夏に多くなることがわかっています。夏に休止期に入った髪が、数ヶ月後の秋にまとめて抜けていく。これが、秋に抜け毛が増えたと感じる大きな理由と考えられています。

犬や猫が季節ごとに毛が生え変わるように、人の髪にもその名残があるのではないか、という見方もあります。抜けた分は基本的に新しい髪が育ってくるので、季節性の抜け毛であれば、過度に心配しなくて大丈夫です。

ちなみに、「夏の紫外線や冷房による乾燥のダメージが、秋の抜け毛につながる」という説明もよく見かけます。ただ、皮膚科医の中には、夏の気象条件は秋の抜け毛にそれほど大きく影響していないとする見方もあり、はっきりしたことはわかっていません。とはいえ、頭皮も顔と同じ「肌」の一部。夏を越えた頭皮をいたわることは、季節を問わず大切にしたい習慣です。


気にしすぎなくていい抜け毛、相談したい抜け毛

髪は誰でも毎日抜けています。一般的には1日に50〜100本ほどが目安と言われ、秋はそれが少し増える時期です。

季節性の抜け毛の目安
・秋に増えて、冬に向けて少しずつ落ち着いていく
・抜けた毛に、しっかりとした太さがある
・髪全体のボリュームは、それほど変わらない

一度相談したい抜け毛
・細くて短い毛が抜けることが増えた
・地肌が透けて見える部分が広がってきた
・一部分だけ、丸く抜けているところがある
・冬を過ぎても、抜け毛が減らない

気になるサインがある場合は、季節のせいと決めつけず、皮膚科で相談してみてください。


秋の頭皮をいたわる、毎日の習慣

秋の抜け毛そのものは自然なリズムですが、この季節は空気が乾燥しはじめ、頭皮や髪もゆらぎやすくなります。美容室で日々お客様にお伝えしているポイントをまとめました。

秋の頭皮ケア 指の腹でやさしく洗うシャンプー Umineko美容室

シャワーは38℃前後に
気温が下がってくると、ついシャワーの温度を上げたくなります。ですが、熱いお湯は頭皮や髪のうるおいを奪いやすく、パサつきの原因にもなります。理想は38℃前後。少しぬるいかな、と感じるくらいがちょうどいい温度です。

洗う前にブラッシングを
シャンプーの前に軽くブラッシングしておくと、髪のからまりがほどけ、汚れも浮きやすくなります。洗うときは爪を立てず、指の腹で頭皮をやさしくもみほぐすように。すすぎは、洗う時間よりも長めを心がけてください。

乾かすのは根元から、早めに
濡れたままの髪は摩擦に弱く、頭皮も蒸れやすくなります。タオルでやさしく水気をとったら、まず根元から乾かし、毛先は最後に仕上げます。

ニットの季節は「内側の髪」にもひと手間
秋冬はニットやセーターを着る機会が増えます。ニット素材は髪との摩擦が起きやすく、静電気やパサつきの原因に。スタイリング剤をつけるときは、表面だけでなく、服に触れやすい内側の髪や毛先にも薄くなじませておくと安心です。

毎日使うシャンプーとトリートメントも、頭皮と髪をいたわる大切な道具です。Umineko美容室の「うるうシャンプー」は、ベビーシャンプーにも使われるやさしい洗浄成分をベースにした、サロンで使うために作ったプロ仕様のシャンプー。「うるうトリートメント」には、毛髪補修成分としてヘマチンを配合しています。季節の変わり目のヘアケアに、取り入れてみてください。

うるうシャンプー&うるうトリートメント 秋のヘアケアに サロン生まれのプロ仕様

うるうシャンプー&トリートメント

まずはお試しパウチで

サロン生まれのプロ仕様 / 天然精油の香り


からだの内側からも、めぐりを整える

髪は、からだの一部です。頭皮のケアと同じくらい、毎日の食事や睡眠も髪の土台になります。

髪の主成分は、ケラチンというタンパク質。肉や魚、大豆製品などのタンパク質に加えて、鉄や亜鉛、ビタミン類もバランスよくとることを心がけたいところです。季節の変わり目は体調もゆらぎやすいので、睡眠の時間もいつも以上に大切にしてみてください。

朝晩が冷えはじめる秋は、温かい飲み物でからだをいたわる時間をつくるのもおすすめです。Umineko美容室の「うるう茶」は、香ばしいハトムギをベースに7種の素材を合わせた、ノンカフェインの漢方茶。寝る前にも安心して飲めるので、一日の終わりのほっとひと息にどうぞ。

うるう茶 ノンカフェインの漢方茶 秋のインナーケア

ハトムギと髪の関係については「ハトムギ茶 白髪との関係は?」、からだを温める飲み物については「体を温める飲み物・冷やす飲み物一覧」の記事でくわしくまとめています。

うるう茶 レギュラーパック

まずはミニパックで試す

ノンカフェイン / 7種の自然素材


よくあるご質問

秋の抜け毛は、いつまで続きますか?

個人差はありますが、研究では晩夏から秋にかけて抜け毛が多くなり、冬に向けて落ち着いていく傾向が見られています。冬を過ぎても抜け毛が減らない場合や、地肌が目立つようになってきた場合は、皮膚科で相談してみてください。

1日に何本くらい抜けるのが普通ですか?

一般的には1日50〜100本ほどが目安と言われています。イギリスの研究では、抜け毛が最も多い晩夏で1日平均約60本でした。本数は人によって差があるので、他の人と比べるよりも、ご自身の普段の量と比べてみるのがおすすめです。

シャンプーを変えれば、抜け毛は減りますか?

シャンプーは、抜け毛を止めるためのものではありません。季節性の抜け毛は、髪の自然なサイクルによるものです。ただ、頭皮を清潔にすこやかに保つことは、毎日のヘアケアの土台。洗い方やお湯の温度とあわせて、頭皮にやさしいものを選んでいただくのがよいと思います。

夏の紫外線ダメージは関係ありますか?

研究で確かめられているのは、主に「季節によって髪のサイクルが変わる」ということです。夏の紫外線や乾燥が秋の抜け毛を大きく増やすかどうかは、はっきりとはわかっていません。ただ、紫外線や乾燥が頭皮や髪の負担になることは確かなので、夏のあとは頭皮をいたわってあげる時期と考えていただくとよいと思います。


── Umineko美容室 ──

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参考にした研究
・Randall VA, Ebling FJ. Seasonal changes in human hair growth. Br J Dermatol. 1991
・Kunz M, Seifert B, Trüeb RM. Seasonality of hair shedding in healthy women complaining of hair loss. Dermatology. 2009

※研究や一般的な知見に基づく情報であり、医学的な効果・効能を保証するものではありません。
※抜け毛や頭皮の状態に不安がある場合は、医師にご相談ください。