漢方茶 素材には、どんなものが使われているのでしょうか。うるう茶にブレンドされた七つの素材を、「根」「葉」「実」「枝」という視点から、あらためてご紹介します。
── うるう茶の、中身のはなし ──
その一杯に、
こだわる理由。
いつも飲んでくださっている「うるう茶」。毎日のように飲んでいると、いつの間にか「いつものお茶」として、自然に手に取るようになりますよね。
そんな、いつもの一杯に使われている七つの素材。「名前は聞いたことがあるけれど、実際はどんな素材なんだろう?」と思ったことはありませんか。
今回は、改めてうるう茶の中身に目を向けて、七つの素材を少しだけご紹介します。知っている素材も、初めて聞く素材も。「こんなものが入っていたんだ」と、楽しみながら読んでいただけたら嬉しいです。
うるう茶に入っている、
七つの素材
朝鮮人参・松葉・熊笹・ハトムギ
桂枝・女貞子・蒸し生姜
こうして並べてみると、知っているものもあれば、「女貞子って何?」「桂枝って、枝なの?」と、ちょっと気になる名前もありますよね。
実はこの七つ、植物の「根」「葉」「実」「枝」「穀物」など、さまざまな部分が使われています。
ひとつずつ、
のぞいてみると
朝鮮人参 ── 根
使われているのは、根の部分。「朝鮮人参」と聞くと、なんとなく特別なもののようなイメージがありますが、実際に使われているのは植物の根なんです。名前に「にんじん」とついていますが、野菜のにんじんとは別の植物。薄くスライスして使われています。
松葉 ── 葉
その名の通り、松の葉。お正月の門松などでもおなじみの、細く尖った葉を刻んで使っています。普段は「松の木についている葉」として見ているものがお茶の素材になると思うと、ちょっと意外ですよね。
熊笹 ── 葉
こちらも名前の通り、笹の葉。熊笹は昔から、食べ物を包んだり、料理に使われたりと、暮らしの中でも身近に使われてきた植物です。「笹がお茶になるんだ」というのも、ちょっとした発見ですよね。
ハトムギ ── 穀物
ハトムギは、イネ科の穀物。お茶としても馴染みがあるので、七つの中では一番身近に感じる方も多いかもしれません。うるう茶に使っているのは、香ばしく焙煎した「焙じハトムギ」。この香ばしさが、うるう茶の飲みやすさにつながっています。
桂枝(けいし) ── 枝
「桂枝」と書いて、けいしと読みます。シナモンの仲間である「桂(けい)」という木の、細い枝を刻んだ素材です。お菓子でおなじみのシナモンスティックは木の皮ですが、桂枝は枝そのもの。普段のお茶で「枝」を使うことはなかなかないので、ちょっと面白いですよね。
女貞子(じょていし) ── 実
七つの中で、一番「これは何だろう?」となるのが女貞子かもしれません。女貞子は、女貞(じょてい)という植物の実を使った素材。名前だけでは、葉なのか実なのかも想像できませんよね。「実なんだ」と正体がつながると、ちょっと身近に感じられます。
蒸し生姜 ── 根茎
こちらはお馴染みの生姜。ただし、うるう茶に使われているのは、ひと手間加えた「蒸し生姜」です。蒸してから乾燥させているので、見慣れた生姜とは少し違う、こっくりとした茶色になっています。身近な生姜にも、こうしたひと手間が加えられています。
こうして見ると、
面白い
改めて並べてみると、ひとつの一杯に、いろいろな部分が使われていることが分かります。
根 ── 朝鮮人参
葉 ── 松葉・熊笹
穀物 ── ハトムギ
枝 ── 桂枝
実 ── 女貞子
根茎 ── 蒸し生姜
知っているようで知らなかった素材や、普段はお茶として考えないような植物まで。それぞれ違う素材だからこそ、何を選び、どう組み合わせるのか。そこに、うるう茶ならではのこだわりがあります。

「知っている」から、
もう一歩
普段何気なく飲んでいるうるう茶も、中身を知ってから飲んでみると、少し見え方が変わるかもしれません。

「今日は生姜の風味を感じるな」
「この香ばしさはハトムギかな?」
「そういえば、松葉も入ってるんだった」
そんなふうに、七つの素材を思い浮かべながら飲んでみるのも、いつもの一杯の楽しみ方のひとつです。
うるう茶をいつも飲んでくださっている方も、まだ飲んだことがない方も。この秋はぜひ、「何が入っているか」だけではなく、「どんな素材が使われているのか」にも少し目を向けてみてください。
知ると、いつもの一杯が
ちょっと面白くなる。
※うるう茶は健康茶であり、医薬品ではありません。